能勢町ふるさと会館(浄るりシアター)
所在地/大阪府豊能郡能勢町
敷地面積/約6,190u
延床面積/約2,990u
能勢町には200年の伝統を持つ郷土芸能「浄瑠璃」があり、今も三派の太夫さんを中心として保存・継承され、浄瑠璃人形を加えた能勢人形浄瑠璃へと発展し、「鹿角座(ろっかくざ)」として現在に至っています。
浄るりシアターは、このような町の文化ステーションとして建てられました。
葺き民家の座敷で三味線の深い音色に乗せて語られる能勢の浄瑠璃には、現代人の生活に失われた心のふれ合いの感覚があります。
そんな素朴で品格の感じられるふれ合いの場をつくることをテーマに、現代の「芝居小屋」として、鉄骨造現しの小屋組をみせ、簡素な和風仕立てとしたものです。
ホールの響きは比較的柔らかく和やかで、伝統の中に新しい衣を加える場にふさわしく思っています。
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